ネオンテトラと水草について（初心者向きの水草）

�@水槽の方向性を考える

ネオンテトラは水草を食べることはまずありません。またネオンテトラに適した水質が中性より酸性の方向性のため、水草との相性は比較的良いといえるでしょう。

しかし、初めて熱帯魚を飼育する方にとっては、きれいに水草を育てながらネオンテトラを飼育するのはなかなか難しく、はじめに方向性を決めておいたほうが成功しやすいのです。

その方向性とは、例えば「水草をキレイにレイアウトして魚を泳がせる」とか、「水換えの頻度を減らすため、水質維持のために水草をいれる」などです。

はっきり言ってわかりにくいですね＾＾；

単純にいうと、水草は使い捨て（コケがついたりして）なのか、それとも育てたいのかの２択になります。もし水草を育てるなら、水草の種類によってはそれ相応の設備が必要になります。また使い捨て感覚なら丈夫な水草を選んだほうが良いでしょう。

�A水草レイアウトとネオンテトラ

やっぱり水草で綺麗にレイアウトしてそこにネオンテトラを泳がせたいという方は多くたまに質問をうけたりします。水草でレイアウトされた水槽でネオンテトラを飼育するメリットは見た目の問題だけでなく水質が安定しやすいことなどもあります。当然ネオンテトラにとっても非常に良いことだといえます。

とはいえデメリットを考えれば、本格的に水草を育てレイアウトするには炭酸ガスの添加器具やライトなど設備を整える必要があるため、お金が掛かるということは大きなものといえます。ではどうすれば良いのか？

丈夫で炭酸ガスの添加を必要とせず、かつそこそこの光（６０ｃｍ水槽で２０ｗ×２）で育ち、レイアウトに使える水草を選べばよいのです。

それならあまりお金は掛かりませんね！

例をあげておくと「アヌビアス・ナナ」や「ウィローモス」「ハイグロフィラ」「ロターラ・ロトンディフォリア」「ミクロソリウム」などがおすすめです。

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�B水草を育てるのを失敗しないために

水草を育てる時に失敗しないため、比較的簡単にできることがあります。

それは「底砂に水草育成に適したものを使用する」ということです。

ネオンテトラは酸性に傾いた水質を好むため、ソイル系の底砂との相性は抜群です。

このソイル系の底砂を使えば、大抵の水草の育成は簡単になります。炭酸ガスの添加やライトを強くすることよりも、まずソイル系の底砂を使用するほうがコスト的にもお得です。はじめから本格的に水草をレイアウトするのでなければ、これで充分だと私は思っています。

�C水草は使い捨ての方

もう水槽をセットしていて、ライトもそれほど明るいといえない設備の方もいると思います。そのため「結果として水草が使い捨てになっている方」も多いでしょう。

とはいえ水槽に緑は少しでも置いておきたいという方は多く、ソイル系の底砂を今から用意するにもお金は掛かりますし、大変です。

そんな方はどうすれば良いのでしょうか？

特に丈夫な水草を利用しましょう！！　また光が足りなくなると思いますので、流木にくっつけて（活着させて）利用しましょう。使う水草は「ミクロソリウム」の各種と「アヌビアス・ナナ」がいいでしょう。

特にミクロソリウムを３種類ほど使えば、見ごたえのあるレイアウトをつくることも出来ます。市販のものは若干高いですが、オークションで購入すればそれほどでもありません。また丈夫な水草なので輸送で状態が悪くなることもあまりありません。

�Dコケ対策

初めて熱帯魚を飼育する方にありがちな失敗ですが、「コケ抑制のための製品」を利用すれば水草の状態が悪くなります。これは水草が栄養不足になったり、水槽内の塩（しおではない）が過剰になったりするためです。

詳しくはネオンテトラの相性で説明しますが、コケ取り用の熱帯魚やエビ、貝で追いつかないほどコケが発生するのであれば、飼育方法に問題があるといえます。

ガラス面のコケであれば、オトシンクルス・ネグロ、水草につくコケはミナミヌマエビやレッドラムズホーンを水槽に入れておけばそれほどコケに悩まされることはないと思います。お試し下さい。

続いてはネオンテトラのエサやりについて

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