ネオンテトラの飼育する上で、水槽内の水のPHは弱酸性が好ましいので、濾過材もそれにあった物を選ぶ必要があります。とはいっても無理に弱酸性になる濾過材を選ぶ必要はありません。水質に影響を与えない濾過材を選べば問題はないのです。
それは熱帯魚を飼っている水槽は、熱帯魚の排泄物やエサの残りによって、徐々に酸性に傾いていくからです。また余計な成分を出す濾過材を使用するよりは水槽内のバランスで自然に酸性に傾けたほうが、水槽内の熱帯魚や水草に与える影響も少なくて済みます。
よく活性炭を代表とする吸着濾材(コケ抑制とか、排泄物成分を除去するなど)を
水槽のセット時に利用することがありますが、途中で必ず他の濾過材と交換しましょう。上記の類で吸着効果のなくなったものは、他の濾過材に比べて濾過能力が極端に劣ります。また新しく吸着濾材をセットすると水質が急変して魚の大量死や水草の枯死を招く恐れがあります。
ちなみにコケを抑制するとなっているものは大抵の場合に水草に影響を与えます。
くれぐれも「水草に影響を与えない」という言葉にだまされないで下さい。
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